nul@gim

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コンビニ

おれは今、コンビニエンスストアという名の、いかがわしい箱の中にいる。夜半だ。夜半としか言いようがない。時刻は日付変更線の一歩手前、午前零時を三十分ばかり越えた、まさに「夜半」である。 この箱は、光に満ちている。蛍光灯の白々しい光が、天井から...
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2代目はダメなのか?

私はYouTubeを毎日欠かさず見ている。帰宅してPCの電源を入れ、使い慣れたFirefoxを立ち上げたら、まずはYouTubeを開くのが日課だ。資格取得の際も随分世話になった。「危険物乙4」や「毒物劇物」の資格が取れたのは、YouTube...
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正座

葬儀の日其の日は、湿り気を帯びた空気が堂内に停滞し、線香の燻る香が、生者と死者の境界を曖昧にするかの如く漂うていた。予は、故人への最後の手向けとして、畳の上に端座し、微動だにせぬことを自らに課したのである。始めの内こそ、背筋を伸ばし、粛然た...
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雪化粧

或る日の暮方(くれがた)である。 空は朝から、まるで生温かい石灰の粉をぶちまけたような、縹(はなだ)色の憂鬱に沈んでいた。それが午後を過ぎる頃から、一点の容赦もなく、地上の一切を塗り潰しにかかったのである。 雪は、ただ美しいという訳には行か...
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雪景色

寒に入りてより、日の光も心なしか痩せ細り、万物はその生彩を失いゆくかに見ゆ。朝な夕な、窓辺に立ちて外を眺むれば、庭には昨夜来の雪が薄く積もり、すべてを鉛色に塗り潰したる如し。かの常磐木も、今はただ黒き塊として佇み、その枝々に残れる雪は、さな...
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有名なコーヒー

実は、ベトナムを訪れて初めて、同国が世界有数のコーヒー産地であることを知りました。生産量は世界第2位だそうで、1位はおそらくブラジルでしょう。私にとってコーヒーは長らく「どうでもいい飲み物」で、苦いし、頭が冴えるどころか悪くなりそうだと敬遠...
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事故ってあるんだね

工場に届く「労災」情報…海外派遣とはいえ、工場のトップにいると、一般社員には入ってこないディープな情報が手に入ります。その一つが、グループ全体の「労災事故報告」。PP本体から送られてくる労災の記事は、事故を二度と起こさないための貴重な資料で...
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暗黙の了解

昔、辰吉の最後の試合だったと思う。リングサイドに座った奥さんは子どもを抱き、試合に背を向けていた。試合を見るように友達に促されても視線を落とし続けた姿が印象に残っている。ジェンダーギャップだとか言って何でもかんでも男女平等を主張するが、女性...
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息子を思う母

20代後半のころ、私は毎日赤ちょうちんで飲んでいた。当時は東京の北区・東十条界隈に住んでいた。今思うと懐かしい場所で、近くの王子稲荷の稲荷湯に浸かってから赤ちょうちん「升や」に通っていた。升やはもう20年前になくなっている。マスターが亡くな...
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女性が土俵に上がってはいけない

時々、議論になるのが「女性はどうして土俵に上がってはいけないのか」という問題である。高市総理が誕生して、この問題も出てくるのではないか。果たして高市総理は土俵に上がるのだろうか。個人的に言えば、恐らく保守系の総理は土俵には上がらないだろう。...