2代目はダメなのか?

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私はYouTubeを毎日欠かさず見ている。帰宅してPCの電源を入れ、使い慣れたFirefoxを立ち上げたら、まずはYouTubeを開くのが日課だ。資格取得の際も随分世話になった。「危険物乙4」や「毒物劇物」の資格が取れたのは、YouTubeのおかげと言ってもいい。

視聴ジャンルは多種多様だが、かつて苦手だった経済系も、今は中心的に見ている。特に面白いのが『脱・税理士スガワラくん』だ。非常に勉強になり、会社に来た営業マンと思わずチャンネルの話で盛り上がったこともあるほどだ。

ある日の題目は「なぜ二代目で会社は潰れるのか」といった内容だった。後継者には「娘婿」が良いという結論は、非常に興味深かった。

というのも、海外駐在をしていると、日本の本社は父親、海外支店は息子が社長という中小企業を多く目にする。中にはまともな二代目もいる……と言いたいところだが、大抵の場合は何もできないのが現実だ。

一つ例を挙げよう。高知からベトナムに進出している「カツオ電子(仮称)」だ。二代目社長は現場から「ボンボン(略してボン)」と影で呼ばれるほど頼りない。40代そこそこの、マギー司郎師匠を彷彿とさせる学者タイプで、お世辞にも経営向きとは言えない人物だ。

カツオ電子は私の勤め先の下請けで、新製品の商談には日本から会長(父親)がやってくる。ボンも同席はするが、必ず有能な右腕であるベトナム人のバーさん(仮名)を同伴させる。会議で受け答えをするのは専らバーさんで、ボンは横で申し訳なさそうに座っているだけだ。

会社の将来が案じられるが、ベトナム工場はバーさんがいれば安泰だろう。弱冠28歳の彼は日本語も流暢で、工場のすべてを把握している。肩書きこそ工場長だが、事実上の社長だ。

ボンは取り巻きに恵まれているのだろう。カツオ電子は着実に規模を拡大している。「運も実力のうち」と言うが、ボンは頼りなくとも、人を惹きつける人徳があるのかもしれない。

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