nul@gim

ベトナムでの生活

1000人の顔と支払いを暗記する「エレベーターの門番お姉さん」と、命懸けのベトナム団地生活

海外の現地工場で立ち上げたばかりのドタバタ期、それまでの上司と同居するという窮屈な生活から脱却するため、私は思い切って引っ越しを決意した。駐在員という身分上、多少の不自由は仕方がないと諦めかけていたが、プライベートの空間くらいは一人でゆった...
お笑い

【漫才】「ライスカレーの福神漬けが夕日に見えて拝みたくなる」名コンビ『替玉・九蔵』

「皆様、大変お待たせいたしました。続いてのご登場は、上方漫才界が誇る名コンビ、芦乃家雁玉・林田十郎の芸風を彷彿とさせる一席でございます。着物姿で粋に構える替玉と、格子柄のスーツで軽快にボケる九蔵。二人が繰り広げるのは、誰もが胸を躍らせたあの...
オピニオン

【漫才】ガソリン高騰に激怒の節郎師匠「責任者、出てこい!!」

「皆様、お待たせいたしました! 続いてのご登場は、現代の鬱憤を笑いに変える、ボヤキ漫才の真骨頂!『節郎・節子』のお二人です!今日の節郎師匠、舞台袖から見るからに不機嫌そうでございます。ターゲットはなんと『ホルムズ海峡』! 国際情勢に言いたい...
お笑い

【小説】腹ペコの夜間営業

なぜ私たちは午前三時にポテチを開けてしまうのか深夜の静寂を切り裂くように、自動ドアが「ピンポーン」と無機質な音を立てる。オフィス街の片隅に佇む、二十四時間営業のコンビニエンスストア『スマイルマート』。ここは、昼間の太陽の下では決して姿を現さ...
中国での生活

大根細工と全裸爆走おじいさん。中国・延辺で聞いた「高麗人参」のヤバすぎる効能

林君の家族は、見ず知らずの異国の地からやってきた私を、本当に温かく親切にもてなしてくれた。聞けば、お母さんは少し病弱なため、普段は外に出て仕事をすることが難しいらしい。その代わりと言ってはなんだが、大黒柱であるお父さんには、極めてユニークで...
中国での生活

生きた心地がしない!ノーマルタイヤ爆走タクシー。辿り着いたのはレンガ造りの温かい家だった

空港を出て、私たちは林君の自宅へ向かうためにタクシーへと乗り込んだ。 この地域を走るタクシーの多くは「長安鈴木(チャンアン・スズキ)」の車だった。形状から見て、おそらく日本でお馴染みの軽自動車「アルト」の中国仕様か、その亜種にあたるモデルだ...
ストーリー

カルーセル麻紀への妄想とマイナス25度。中国・ロシア・北朝鮮の国境を目指して

実は、私はかつて韓国語を熱心に勉強していた時期がある。今から本腰を入れて学び直せば、ある程度まではすぐに勘を取り戻せるだろう。とはいえ、当時の自分がどれほど喋れたかと言えば、「日常会話には事欠かないレベルでした」と胸を張りたいところだが、正...
中国での生活

30年前の写真で定期券更新!?中国の街角で知った「物持ちが良い」という本当の意味

北京の街が、まだ自転車の鈴の音と、どこか煤けたような空気の匂いに包まれていた頃のお話です。 金(ジン)さんという方がいました。金さんには可愛らしい娘さんがいて、彼女はよく、私の通う北京師範大学まで遊びに来てくれたものです。金さんの一家は、街...
お笑い

【漫才】「お皿、下げてもらっていいですか?」――居酒屋でフェロモンを出しすぎた女の末路

「皆様、大変お待たせいたしました! 続いてのご登場は、唯一無二の自虐と毒舌で笑いをかっさらう名コンビ、『アクシズ』のお二人です!本日のテーマは、女性なら誰しも気になる(?)『モテ期』について。迷走する二人のモテ期捜索劇、果たしてどんな結末を...
オピニオン

禁煙・断酒・雑穀米。過酷な「食卓革命」で私が手に入れた確かな安心感

――糖尿病という恐怖に抗う、私の食卓革命――はじめに:引き継がれた遺伝の影糖尿病という病は、単なる個人の怠惰や一時の不摂生だけで片付けられるものではない。そこには、個人の意思ではどうにも抗うことのできない、不気味で濃い「遺伝の影」が潜んでい...