中小企業ならではの悩みかもしれませんが、当社(食品製造業)では人事面で非常に苦労しているため、現状を記しておきます。
まず、人手が圧倒的に足りません。求人募集をかけても、応募してくるのは50代以上の方ばかり。若い人材は一体どこにいるのかと、頭を抱える日々です。しかも、50代の方でも製造現場の仕事は体力的に厳しいのか、すぐに辞めてしまいます。ようやく20代の若者が来てくれても、1か月ほどで退職してしまうという状況です。
このような人材不足を補うため、外国人労働者を雇うことにしました。確かに彼らは比較的安価な賃金で働いてくれるため、即戦力としてはありがたい存在です。しかし、家賃の補助や協同組合への支払いなどを含めると、実際には月額25万円以上のコストがかかってしまいます。それでも派遣社員を雇うよりはコスト面で有利だと考え、外国人を採用しています。
とはいえ、外国人だからといって長く定着してくれるとは限りません。日本人ほどではないにせよ、やはり一定数は短期間で辞めてしまいます。派遣社員はさらに高額で、月給1人分に少し上乗せするだけで、正社員を2人雇える計算になります。
人材紹介エージェントに依頼すると、広告費や手数料などでかなりの費用がかかります。結局、ハローワーク頼みになってしまいますが、費用をかけても人が集まらないものは集まりません。
最近では、外国人労働者の比率が高くなってきました。日本人を雇うには、質の面でもコストの面でも厳しくなってきており、加えて高齢化も進んでいます。
このような状況の中で、もっと良い方法はないものかと模索していたところ、思いがけず一つのヒントを得ることができました…。



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